いわき明星大学教養部
いわき明星大学理工学部電子情報学科
2003 年 51 巻 2 号 p. 99-103
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一年生対象の物理実験では,流体に関することとして「液体の粘性係数の測定」を課題としている。その方法は,サイズを測定したガラス管を用いて単位時間当たりの流量を計測することで,ハーゲン・ポアゾエュの法則から粘性係数を求めるものである。しかし学生諸君に液体の粘性を,もっと直感的に印象深く受け止めてもらうために手軽で簡単な回転粘度計を試作し,実際の学生実験に採用可能であるか検討した。その結果吊り下げ針金の選定,除震対策,液体温度の安定化等に工夫すれば十分に教育的実験となる結論に達した。
日本物理教育学会誌
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