大阪市立科学館
2008 年 56 巻 2 号 p. 111-116
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磁力線を多人数で観察する2通りの方法を考案した。これらは大型ネオジム磁石が生じる磁力線を見せるもので,取り扱いが非常に簡単である。一つは多数のゼムクリップが自由に回転することで,2次元的に磁力線を描くものである。もう一つは空間を細分化することで,数cmの針金が3次元的に磁力線を描くものである。これらの方法で,超伝導現象や電磁誘導などにおける磁力線の様子が可視化される。さらにこれを用いて展示装具を製作し,科学館で公開している。
日本物理教育学会誌
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