2009 年 57 巻 4 号 p. 305-306
「LEDを用いたプランク定数の測定実験」を発光波長の異なるLEDを6種類,3種類および2種類用いた場合の3通りについて,生徒が試行実験を行った。生徒の実験から得られたプランク定数から,少なくとも発光波長の異なる2種類のLEDを用いて測定を行い,その傾きからプランク定数を求めることが勧められる。さらに,発光波長の異なる3種類のLEDを用いて測定を行うことで,物理IIの教科書に示されているプランク定数に対して誤差1.4%以下のプランク定数が得られることを示した。