元愛知県立明和高等学校教諭 [日本]
2020 年 68 巻 4 号 p. 225-229
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
音波を変位波でなく,圧力(密度)変化の波で記述すべきであることを主張する。この観点により高校物理教科書の音波分野の記述を検討する。その結果,教科書の記述は曖昧であり,特に気柱共鳴の図では変位波の横波表示で説明されていることが大きな問題であることを指摘する。高校物理の音波分野については,現象を統一的に記述できるのは,圧力(密度)変化の波であることを示す。さらに書き換え案の具体案を提示する。
日本物理教育学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら