中津市立中津市民病院外科
中津市立中津市民病院放射線科
大分大学医学部皮膚科形成外科診療班
2005 年 16 巻 2 号 p. 119-122
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は75歳の女性.急激に下腿の疼痛および腫脹が出現し来院.CT検査で腓腹部筋膜下の出血と腓腹筋内の拡張した血管が認められた.緊急血管造影を施行し,腓骨動脈の分枝からの動静脈瘻を認め,塞栓術を行い止血し得た.症状は改善し,一旦退院したが,発症20日目に下腿背側皮膚の壊死をきたし,デブリードマンおよび植皮術を行い治癒した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら