静脈学
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原著
下肢静脈瘤に対するラジオ波焼灼術後の静脈機能検査からみた中期成績
新谷 隆藤村 博信澁谷 卓澤 芳樹
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2020 年 31 巻 3 号 p. 107-111

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抄録

下肢静脈瘤に対するラジオ波焼灼術(RFA)前後に静脈機能検査である光電脈波検査(PPG)を施行し静脈機能の改善について検討した.対象は2015年4月から2018年3月の間にRFAを施行し術後12カ月までPPGを行えた105例141肢で,評価は再充満時間(VRT)で行った.平均VRTは術前,術後1カ月,術後6カ月,術後12カ月:13.9±8.2, 24.1±10.0, 24.6±9.7, 25.1±10.7 secであり術後1カ月でVRTの改善を認め,術後12カ月まで維持された(P<0.0001).また術後12カ月時点での立ち仕事の有群と無群,圧迫療法継続の有群と無群に分けそれぞれの群間差を比較検討したが,全期間で有意差は認めなかった.PPGにて行った静脈機能評価では,RFAによる静脈機能の改善は術後12カ月まで維持されていることを確認することができた.

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