国立天文台 TMT推進室
2018 年 81 巻 4 号 p. 345-350
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地上から天体観測を行うと大気ゆらぎにより像が乱れる.補償光学は大気ゆらぎによる光波面の歪みをリアルタイムで補正して望遠鏡本来の解像度を発揮させるための技術である.本稿では天体用補償光学について解説する.まず大気ゆらぎの性質や補償光学の基本的な装置構成の概要を説明した後,最近の開発動向に触れる.特に小型補償光学について紹介する.
日本写真学会会誌
Bulletin of The Society of Scientific Photography of Japan
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