日本写真学会誌
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解説
惑星モニター観測用補償光学装置の開発
渡邉 誠
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2018 年 81 巻 4 号 p. 351-355

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抄録

地上からの天体観測では地球大気のゆらぎにより天体からの光の波面が乱され天体像がぼやけてしまうという問題がある.そこで,我々は,太陽系惑星のモニター観測のために,大気ゆらぎをリアルタイムで補正して天体像の分解能を改善する大気ゆらぎ補償光学装置を開発している.本稿では,この惑星モニター観測用補償光学装置の目的と概要,惑星の表面模様を利用した波面測定方法,本装置における多層共役補償光学の原理と概要,開発の進捗について紹介する.

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© 2018 社団法人 日本写真学会
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