順天堂医学
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特集 脳・腸管ペプチドの基礎と臨床
脳・腸管ペプチド研究の最近の展開
矢内原 昇
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1985 年 31 巻 3 号 p. 331-340

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抄録

脳・腸管ペプチドの研究は, 最近驚くべき展開がみられ, 生化学・組織化学・薬理学・生理学などの基礎科学のみならず, 臨床医学の場においても, その重要性が次第に認識されるにいたった. 一方, その種類の多様さ, あるいは受容体認識機構の複雑さから, その機能の解明は今後の問題として残されているものが多い. しかし, 脳・腸管ペプチドが神経・内分泌生理に重要な関与をしていることが明らかであり, さらに多方面からの研究が必要であろう.

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© 1985 順天堂医学会
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