順天堂医学
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特集 竹内・北川・茅・丹下・四教授定年退職記念講演会
口唇裂手術の40年
丹下 一郎
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1993 年 39 巻 2 号 p. 163-175

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抄録
口唇裂の手術に努力した筆者の今日に至る過去40有余年を, およそ10年ごとの4期に分かち, そのおのおのの時期における主なテーマを採りあげて述べた. 1. はじめの頃 (-1963) : 高木式兎唇手術法をはじめとして, 旧時代の術式の混沌にはじまり, 次第にLeMesurier, Tennison, Millardなどの方法が用いられた. 2. Origami Cleft Lip (-1973) : 口唇裂の手術の改良には, まずその形態の分析・再構成が必要との考えにて, 口唇裂の折紙模型による正常との比較がなされた. 3. 新しい見かた (-1983) : 口唇裂を各等級の「裂度」に分け, 片側性-中間性-両側性, 外鼻型-口唇形-歯槽型, 非欠損群-欠損群など多面的分析・評価がなされた. 4. ラムダ型口唇弁移植法 (-1993現在) : アッベ氏法を改良し, それをラムダ型とすることにより, 人中の造形など多くの点において目覚ましい好結果が得られた.
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© 1993 順天堂医学会
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