順天堂医学
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第20回都民公開講座《気になる肝臓病,肝がん――肝がんにならない方法,なった場合の対処法――》
肝細胞癌の治療法
須山 正文
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2007 年 53 巻 3 号 p. 496-499

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抄録
肝細胞癌の内科的治療であるRFAとリザーバーによる治療について概説した. RFAは小さな腫瘍で3個以内を適応としているが, その3, 5年生存率は63%, 48%と比較的良好であった. 合併症は7%にみられた. リザーバー治療はいまだ症例数が少ないが, 多発する腫瘍で有効例がみられ, 抗がん剤の開発などにより有効な治療法となりうると考えられた. しかし, 併存する肝硬変が進行するために予後が不良となることが多く, 肝硬変の進行を遅らせることも重要な課題である.
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© 2007 順天堂医学会
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