主催: 社団法人 人工知能学会
会議名: 2005年度人工知能学会全国大会(第19回)
回次: 19
開催地: 福岡県北九州市 北九州国際会議場
開催日: 2005/06/15 - 2005/06/17
本稿では、自然言語をコンピュータ通信の規約としてもちいる言語プロトコル通信の基本的枠組みについてさらに検討を加えたことを報告する。実際に自然言語を通信プロトコルとして利用するためには、通常、言語理解のプロセスを必要とし、かつ、コミュニケーション(通信)におけるあいまい性を受け入れなければならないなど様々な問題点が挙げられる。それらへの対処としてどのようなことが考えられるのか、また、そのような問題があったとしても自然言語を通信プロトコルとして利用するメリットがあるかなどの考察を行ったことを報告する。