人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第20回 (2006)
セッションID: 2D1-2
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モーションキャプチャ装置を用いたサンバ・ダンスのリズム習得過程の分析
*石川 航平山本 知幸藤波 努
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抄録

なぜ人間は技能習得の過程、リズム感の習得において個人差が生じるのであろうか。本研究ではサンバスクールに通い、サンバ・ダンスを初心者が6ヶ月間の練習期間に上達する過程を観察した。サンバのリズムは元来、日本人が持つ感覚とは異なり、長期的に渡る訓練で習得しなければならない。実験においては二人の被験者を対象として6ヶ月間の間、5回に渡り、モーションキャプチャ装置を身体の18カ所のポイントに装着し計測した。タスクは難易度により四段階に分類した踊りのパターンとした。得られたデータを身体各関節の協調度に注目して分析した。その結果、サンバ・ダンスの上達過程における特徴的な差異を特定した。

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© 2006 社団法人 人工知能学会
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