人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第20回 (2006)
セッションID: 2D2-4
会議情報

非利き手書字行為におけるスキル熟達過程からの自己組織化マップを用いた知識獲得
*澤井 啓吾金城 敬太古川 康一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

頭を使う言語学習から身体を使う技能学習まで様々な学習があるが、何かを学習して知識やスキルを獲得するには多くの時間を要する。しかし、修得にかかる時間には個人差がある。本稿では、このような差が生じる原因は学習の過程にあると考え、書字行為を例にとり、スキル獲得の過程を分析した。まず、書道の熟達者と非熟達者に非利き手で文字を書いてもらい、その時の筋電位を計測した。そして、得られた全ての筋電データに自己組織化マップを適用し、被験者に課したタスク遂行の学習過程を可視化し、熟達者に見られる特徴の抽出に利用した。

著者関連情報
© 2006 社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top