人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第25回 (2011)
セッションID: 1F3-4
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少数派ゲームにおけるエラーの生起確率が社会的効率に及ぼす影響
*河又 裕士
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抄録

本研究では、少数派ゲームにおいて、「エージェントが起こすエラー」が「社会的効率」に与える影響を分析した。結果、エージェントの記憶長が短い場合において次のことが分かった。エージェントが「ゲーム結果の認識のエラー」を起こす状況では、エージェントのエラー確率がゼロの極限のときに、最も社会的に効率的な状態が実現される。

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© 2011 一般社団法人 人工知能学会
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