主催: 社団法人 人工知能学会
会議名: 2012年度人工知能学会全国大会(第26回)
回次: 26
開催地: 山口県山口市 山口県教育会館等
開催日: 2012/06/12 - 2012/06/15
フレームを自動生成する機能は,推論の柔軟性向上に役立つが,計算機で未実現である一方,動物の脳では実現している.課題である,膨大なフレーム探索範囲の削減には変数間関係の同一性を用いるのが有効である.本稿では,脳における記憶整理機能の特徴を参考とし,高次元二値分布における関係の同一性として反転分布について対称性を仮定すると得られる縮約表現が候補となりうることを議論し,その基礎的な性質について述べる.