人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第26回 (2012)
セッションID: 3N1-OS-21-1
会議情報

反転分布に対称性を仮定した関係縮約
*山川 宏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

フレームを自動生成する機能は,推論の柔軟性向上に役立つが,計算機で未実現である一方,動物の脳では実現している.課題である,膨大なフレーム探索範囲の削減には変数間関係の同一性を用いるのが有効である.本稿では,脳における記憶整理機能の特徴を参考とし,高次元二値分布における関係の同一性として反転分布について対称性を仮定すると得られる縮約表現が候補となりうることを議論し,その基礎的な性質について述べる.

著者関連情報
© 2012 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top