人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第28回 (2014)
セッションID: 2D4-OS-28a-7in
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読書における熱中状態の定義・観測手法構築
*布山 美慕日高 昇平諏訪 正樹
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抄録

読書に熱中し思わず我を忘れて読んでしまう,という読書体験は多くの人が有する. 本研究では,熱中状態は,主観に現れる心的状態であり,かつ動作や心拍数の変化に現れる身体的状態であると仮説をたて,読者の映像,心拍数,加速度,読後の主観データを取得した.分析の結果,主観的な熱中度合いの評価を含む複数のデータ間に相関が見られ、主観に沿いつつ,客観的データで熱中状態の一側面を説明できることがわかった.

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© 2014 一般社団法人 人工知能学会
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