主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2014年度人工知能学会全国大会(第28回)
回次: 28
開催地: 愛媛県松山市 ひめぎんホール
開催日: 2014/05/12 - 2014/05/15
人間は知覚経験を通して生じた現象の解釈を行い,受動的適応・能動的適応という二つの対立した戦略を動的に選択していると考えられる.我々は,この選択の実現に「予測精度の予測」が重要であると考え,それが実現可能な再帰結合神経回路モデルを提案する.提案モデルをロボットに実装し,適応行動の生成学習実験を行った結果,受動的・能動的な行動を実現する二つの神経メカニズムが同一の神経回路に自己組織化された.