主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2014年度人工知能学会全国大会(第28回)
回次: 28
開催地: 愛媛県松山市 ひめぎんホール
開催日: 2014/05/12 - 2014/05/15
近年,転写因子-遺伝子発現間の相互作用が急速に解明されてきている.これらの相互作用は転写因子束縛ネットワーク (TFBN) としてモデル化されている.本研究では,遺伝子発現データからTFBN上の各転写因子の状態を推定する手法を提案する.提案手法は,解くべき推定問題を最適化問題へ形式化した上で解を導出する.本稿では,酵母菌の実データを用いて実際に状態推定を行い,その結果を生物学的見地から考察する.