主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2015年度人工知能学会全国大会(第29回)
回次: 29
開催地: 北海道函館市 公立はこだて未来大学
開催日: 2015/05/30 - 2015/06/02
記号接地問題の解決には,単語ラベルを対応づけるべき概念を事前に用意する必要があるが,動作動詞では,接地先の概念空間の性質が分類に大きく影響するだろう.よって母語や文化によって異なる分類をする動詞の分析から,動詞の背景にある多元的な概念空間の性質を知りうると期待できる.本稿では,動詞が接地する概念空間についての分析を,多様な状況として抽出する状況分解技術を計算モデルとして参照しながら行った.