人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第29回 (2015)
セッションID: 2D5-2
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状況を分解する学習モデルによる言語の獲得と分類
*永野 秀明山川 宏荒川 直哉岡田 浩之
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抄録

記号接地問題の解決には,単語ラベルを対応づけるべき概念を事前に用意する必要があるが,動作動詞では,接地先の概念空間の性質が分類に大きく影響するだろう.よって母語や文化によって異なる分類をする動詞の分析から,動詞の背景にある多元的な概念空間の性質を知りうると期待できる.本稿では,動詞が接地する概念空間についての分析を,多様な状況として抽出する状況分解技術を計算モデルとして参照しながら行った.

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© 2015 一般社団法人 人工知能学会
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