(医)おぎた小児歯科
片野小児歯科
田中小児歯科
おぐら小児歯科
ひがし小児・矯正歯科クリニック
(医)せんのんじ小児歯科
愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科
2011 年 49 巻 1 号 p. 47-51
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小児歯科臨床では,乳歯の外傷に遭遇する機会が多いが,外傷のうち歯根破折の頻度は比較的少ない。乳歯の歯根破折に対する治療は,破折部位や動揺・変位の程度によって異なるが,明らかな動揺があって歯頸側に破折が認められる場合には抜歯の適応とされる。今回,1 歳5 か月の男児の上顎右側乳中切歯の歯頸部直下における歯根破折に対して,整復固定を行い,保存を試みた。その結果,硬組織形成による治癒がみられ,1 年6 か月間にわたり,良好な経過をみたので報告する。
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