人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第29回 (2015)
セッションID: 3I4-OS-02b-4
会議情報

(OS招待講演)第二種自己組織化:脳の機能分化とアプリオリな時間空間概念
*津田 一郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

自己組織化理論はサイバネティクス以降、特にプリゴジンらの散逸構造論、ハーケンらの隷属原理によって発展した。非線形非平衡系の多くの現象はこの自己組織化原理によって説明可能であるとされてきた。しかしながら、脳の機能分化などの分化の問題は、このような自己組織化理論では必ずしも十分に説明しきれない側面を持つ。本講演では、脳の機能分化の数学モデルをもとに、新たな自己組織化理論の可能性を探る。

著者関連情報
© 2015 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top