人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第33回 (2019)
セッションID: 2M3-J-13-01
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AI自動会計による無人店舗の推進
*松尾 佳苗笠谷 奏乃石田 朋己坪田 凛々花
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キーワード: 人工知能
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抄録

概要(研究の目的と結果) ➀本稿の目的は、日本の生産年齢人口の減少から生じる人手不足を解消するために、無人店舗を増やすことを推進することである。世界では無人店舗が多数営業するも、日本ではほとんど無人店舗はない。世界では主に、価格帯の低い商品を販売する店舗で無人営業が行われているのだが、それは人間が価格帯の低い商品なら、AIによる自動会計で店員を必要としないことに基づいているのか、疑問に感じた。そこで、AIが高価格帯の店で受け入れられるためには会話のスキルが必要なのではないかと考えた。 ②結果として人々が買い物時に求めるものとして、会話はそれほど重要な要素では無く、現在の技術でも十分顧客の要望に沿ったサービスを提供できると考えられた。一方で、人々にAIの技術が受け入れられてないという側面もある。その理由として「AIに対する知識不足」「損失回避性」「現状維持バイヤス」が働いていると考えた。

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© 2019 一般社団法人 人工知能学会
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