人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第34回 (2020)
セッションID: 1F5-OS-4-03
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オープンデータの地理空間情報価値化プロセスにおける課題と展望
*金岡 亮衞藤 祥太
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抄録

政府や公的機関から人口年次推移, 公示地価, 住宅着工数などの情報がオープンデータとして公開されている. しかしデータの提供機関や元データの利用目的によって様々なデータ仕様, 形式, 時間的な粒度, 空間的な粒度が異なるためデータを統合するには大きな障壁となっている. 本稿では, 事業会社においてニーズが高く, 公的機関のオープンデータに多い地理空間情報に着目した.事業会社がマーケティング用途で利用することを想定し, オープンな地理空間情報の加工・分析によるプロトタイプ作成を行った.これを通して, オープンデータとしての地理空間情報公開の課題および利用しやすいデータについて, 最低限満たすべき要件を整理する.

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© 2020 一般社団法人 人工知能学会
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