人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第34回 (2020)
セッションID: 1F5-OS-4-02
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特許法によるデータ保護
データとソフトウェア関連発明
*小池 誠
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キーワード: データ, 特許法, 保護対象
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抄録

データそのものは、特許法に定める発明に該当するものではない。しかしながら、データに関連して、何らかのコンピュータプログラムを作成することは多々あるが、このようなコンピュータプログラムは特許法に定める発明に該当すると解される。いきなりステーキ事件(平成30年10月17日知財高裁判決、平成29年(行ケ)第10232号)は、ビジネスモデル特許について、発明が成立する要件を緩やかに解釈している。

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© 2020 一般社団法人 人工知能学会
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