主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 第34回全国大会(2020)
回次: 34
開催地: Online
開催日: 2020/06/09 - 2020/06/12
学術論文のオープンアクセスが普及し,研究者以外も論文にアクセスする機会が増えている.人工知能や機械学習の分野では,論文の著者版をarXivで公開する場合もあり,それらのarXiv論文に関するツイートも数多くなされている.本研究では,arXiv論文の言及者を4つの行動タイプに分け,言及の特徴を分析する.分析の結果,それぞれのユーザは,statuses,retweeters,favoriters,repliersのいずれかの行動タイプのユーザとして振る舞い,複数の行動を行わない傾向にあることが分かった.また,botを含む一部ユーザのみが積極的に論文ツイートをしており,多くのユーザは受動的に論文の情報を得ていることが分かった.