従来、小型人型ロボットSotaが、オントロジーに基づく議論支援機能群（議論補足、質問応答、ヒント提示）と計測に基づく議論支援機能群（時間管理、発言回数管理）を統合したシステムを利用して、小学生児童のグループ討論に参加し、議論支援を行った。そして，グループ討論の変化を評価した。その結果、Sotaから児童に声をかける議論補足機能と発言回数管理機能が、児童の印象に残った。本研究では、オントロジーの分節化を進め、より適切なタイミングでインタラクションをとる方法を検討し、前回とは異なったテーマで、小学生児童グループ討論にSotaを参加させ、評価する。
