人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第35回 (2021)
セッションID: 4G2-GS-2k-04
会議情報

Human-in-the-loopによる設計空間の絞り込み法を導入した知識転移グラフの探索
*岩田 幸南 蒼馬平川 翼山下 隆義藤吉 弘亘
著者情報
キーワード: 深層学習, 蒸留
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

共同学習とは,ネットワーク間で知識を転移する手法である.知識転移グラフは共同学習の一種であり,従来の共同学習法を内包し,多様性に富んだ学習が可能である.しかし,知識転移グラフの設計空間は膨大であるため,精度が高いグラフはどのような傾向があるかはまだ定かではない.そこで,本研究では精度の高いグラフの傾向を分析し,獲得した結果を基に精度が高いグラフの構築をして,最適な共同学習法を獲得することを目的とする.CIFAR-100を用いた実験により,知識転移グラフの設計空間をHuman-in-the-loopで構築し,Deep Mutual Learningと比べ精度の高いグラフの設計空間を獲得する.また,獲得した設計空間を全探索することによりAsynchronous Auccessive Halving Algorithmを用いて探索した場合より良い共同学習法を獲得する.

著者関連情報
© 2021 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top