人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第37回 (2023)
セッションID: 2K1-GS-9-03
会議情報

スワイプ操作を用いた潜在的空間の探索による嗜好画像生成
*中島 柚斗楊 明哲馬場 雪乃
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

GANの登場によって、従来の生成モデルより本物らしい画像を生成できるようになった。また、GANの潜在変数を操作することで、ユーザが好む画像(嗜好画像)を生成できる。しかし、GANの潜在空間は高次元であり探索が難しい。先行研究では、複数のスライダー調整や画像編集をユーザーに求めることで、嗜好画像を生成するが、作業負荷が高い。本研究では、スワイプ操作により、小さい負荷で嗜好画像を生成する手法を提案する。実験の結果、GAN の潜在空間を利用して、スワイプ操作のみをユーザーに求める手法で嗜好画像を生成できることを明らかにした。

著者関連情報
© 2023 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top