抄録
研究では表面再構成の手法の一つであるCSRBF(Compactly-Supported Radial BasisFunctions)を用いて気象データのような大規模データの動画像表示を短時間で行うことを提案している。気象データの特徴としてのように表示形状が複雑であること、データ量が大規模であることが挙げられる。本研究では、CSRBFと所謂両サイドアプローチを組み合わせてのような複雑な形状の表示を可能にした。次に、データ量が大規模であること、改良したCSRBFを用いることにより計算量が増大してしまうという問題を反復法であるGMRES法で解き、PCクラスタ8台による並列計算を行うことにより解決した。