抄録
Schroedinger方程式またはSturm-Louville型微分方程式の固有値をspline関数を用いて、改良したMilne-spline法でいくつかの例外的な場合を除いて、よい精度で求められることを示してきた。1992年の文でCoulombポテンシャルと距離の2乗、3乗に反比例するポテンシャルをもつSchroedinger方程式の固有値が精度よく求められないと推測していたが、今回の計算で精度よく求められることがわかった。さらに、解析的解の分かっていない場合として我々が以前に導いていた、初期宇宙の内部空間を表す方程式について、その内部空間の基底状態のエネルギーを非正準量子化した場合と非アインシュタイン重力の場合について求めた。これらの基底状態が存在することから、宇宙の内部空間が安定に存在することが確からしいことを示した。