日本応用数理学会年会予稿集
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セッションID: R06
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R06 メッシュ生成の数理と実際(1)
メッシュ自動生成のための3次元CAD/CAE連携技術
*小野寺 誠西垣 一朗針谷 昌幸
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抄録
近年,3次元CADで作成したCADモデルを解析形状としてCAEに利用することにより,製品の信頼性向上,開発期間の短縮が図られている.しかし一方では,CADシステムの中では特に問題を生じない微小形状であっても,このCADモデルを直接解析に利用した場合,この微小形状付近に歪みの大きい解析メッシュが生成され解析精度が悪化するといった問題が生じており,この微小形状を修正する作業が頻繁に発生している.また、CADモデルは実製品形状を厳密に表現しているため,これから作成される解析メッシュの要素数が増大し,解析計算時間が膨大になるという問題も生じている.そこで、本研究では解析作業時間の低減,解析信頼性の向上を目的に,CADモデルを解析に適した形状に変換する3次元CAD/CAE連携技術を開発した.
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© 2002 日本応用数理学会
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