PLANT MORPHOLOGY
Online ISSN : 1884-4154
Print ISSN : 0918-9726
特集II 細胞小器官のはたらきを脂質の視点で捉える
脂質が制御するタペータムと雄性配偶体の形成
鈴木 優志永田 典子
著者情報
ジャーナル フリー

21 巻 (2009) 1 号 p. 55-62

詳細
PDFをダウンロード (787K) 発行機関連絡先
抄録

高等植物の雄性配偶体は,特徴的な脂質系オルガネラを有する.また,雄性配偶体を包むポーレンコートは,葯タペータム層の特徴的なオルガネラであるタペトソームとエライオプラスト内の脂質成分によって作られる.生化学的な脂質分析によって,それらのオルガネラやポーレンコートの脂質組成が明らかにされてきた.また近年,脂質生合成変異体の解析が進み,雄性配偶体やタペータム形成において脂質が重要な機能を果たすことが示されてきた.本稿では,脂質が制御する雄性配偶体形成についての最新の研究の動向を紹介する.

著者関連情報
© 2009 日本植物形態学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top