プロジェクトマネジメント研究報告
Online ISSN : 2436-2123
Print ISSN : 2436-2115
研究報告
Study Group活動へのアジャイルの活用
-制約条件がある中で少しずつでもアウトプットを出し続けるには-
最上 千佳子
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2024 年 4 巻 1 号 p. 52-56

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抄録

人材育成Study Groupでは,活動成果として1~2年に一度,アウトプットを作成している.2023年は,その活動方法にアジャイルの考え方と手法を一部取り入れてみた.その活動結果をふりかえり,共有することにより,他のStudy Groupの活動や本業以外の活動の推進力としてアジャイルが使えるかどうかについて吟味した.その結果,アジャイルの考え方や手法は有用であり,将来的には,本業で複数の業務を受け持っている人や,副業やコミュニティ活動など,多様化し組織や役割を超えて協働し,新たなイノベーションを起こしていく社会の実現に寄与することが期待できると考える.

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© 2024 一般社団法人PMI日本支部
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