抄録
我が国では現在、「働き方改革」の実現と生産性向上との両立が重要な課題となっている。本課題解決においてはコミュニケーションの観点からの支援が重要な役割を持つ。また、その具体的な支援においては、同一労働同一賃金の実現による生産性の向上を目指す上で、組織と個人の相互作用による支援対象の持続的成長を重視すべきであるとの立場から検討を行った。これらを踏まえ、本論では本課題解決における実践の一提案として、「働き方改革」の諸課題の中でも特に「同一労働同一賃金」の課題解決に焦点を当て、ソーシャルヘルスアプローチを用いた実践提案を行い、その公的実践貢献性と社会的共有知性について検討を行った。