抄録
野生鳥獣の科学的な保護管理を目的として1999年に特定鳥獣保護管理制度が設けられ、各都府県が特定鳥獣保護管理計画を策定するための技術マニュアルが2000年に作成されました.その後、2006年にマニュアル改訂作業がはじまり、ニホンザル編の内容については、2007年霊長類学会大会(滋賀県立大学)自由集会「野生ニホンザルによる被害問題と保護管理マニュアルの改訂」においてすでに概要が紹介されています.本自由集会では、マニュアル改訂案に対するこれまでの日本霊長類学会の対応について紹介するとともに、改訂案の問題点についてさまざまな角度から検討したいと思います.