主催: 日本霊長類学会
会議名: 日本霊長類学会大会
回次: 38
開催地: 京都府
開催日: 2022/09/16 - 2022/09/19
p. 4-
日時 2022年9月16日(金) 10:00〜12:00
会場 京都産業会館ホール南室(B会場)・オンラインとのハイブリッド
学術変革領域研究「中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ」では古人骨を用いた骨考古学的な研究から、文明や国家が誕生した背景とプロセスを記述する試みを実践している。本集会では進行中の研究手法を紹介し、新規アプローチの可能性を議論する。
プログラム
趣旨説明:骨考古学から中国文明起源をいかに解明するか
米田 穣(東京大)
新石器時代長江デルタ地域における稲作農耕民の健康状態
岡崎 健治(鳥取大)・高椋 浩史(土井ヶ浜人類学ミュージアム)
骨形態からみる都市化とヒトの行動
萩原 康雄(新潟医療福祉大)
文明形成期の良渚に出現した人骨の加工品
澤田 純明(新潟医療福祉大)
土器の同位体分析からみた土器とヒトの移動
石丸 恵利子(東京大)・申基(地球研)
人骨・糞石・土壌 ? 古代ゲノム学の挑戦
太田 博樹(東京大)
携帯型次世代シーケンサーを用いたオンサイトパレオゲノミクス研究とその応用
覚張 隆史(金沢大)、石谷 孔司(産総研)
責任者 米田 穣(東京大学)