海岸工学論文集
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南海地震津波による水産被害の評価手法の開発
河田 恵昭, 佐々木 基充, 高橋 智幸, 鈴木 進吾
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2002 年 49 巻 p. 301-305

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抄録
2030年前後に次の南海地震 (M8.4) の発生が懸念されているが, 津波が進入する瀬戸内海沿岸部においては十分な危険度評価が行われていない. 水産資源の集中するこの海域では南海地震津波による水産関連施設への甚大な被害の発生が予想される. そこで瀬戸内海を含めた海域の津波による水産関連被害を評価することを目的に, 過去の津波被害の資料と数値計算結果を用いて, 漁船の被害率関数および養殖施設に被害が発生する流速を求めた. これらを南海地震津波の数値計算結果に適用し, 漁船被害の多くが太平洋側の各県で発生すること, 瀬戸内海での養殖施設に被害が発生する海域を明らかにした.
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