抄録
日本のヤマトシジミ漁獲量は昭和40年代の54,000トンから近年17,000トンにまで減少し危機的状況にある. 小川原湖でも従来3,000トンの漁獲量であったものが2005年には1, 660トンになり, ここ4年間で激減している. そのため, 資源減少の原因究明と資源の増殖対策が急がれている. 本研究は小川原湖の水質・底質調査とシジミ資源量調査を実施し, 湖の水質・底質環境とシジミ資源量との間にどのような関係があるかを考察した. その結果, 内沼, 姉沼が小川原湖の水質・底質へ影響を与えていることと, シジミ資源量が強熱減量と発生場所からの距離に関係していることが考察された.