海岸工学論文集
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半開放性湾の水質変動モデル精度向上へ向けた取り組み
石狩湾を事例として
足立 久美子山崎 真一山下 俊彦江里口 知己市川 哲也
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2006 年 53 巻 p. 1121-1125

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抄録
石狩湾の基礎生産を支える栄養塩動態や, 石狩川河川水が湾内の生態系に果たす役割を明らかにすることを目的として, 流動および水質変動を再現する数値モデルを構築し, 現地観測結果との比較検証を行った. 石狩湾では最低水温となる2月に植物プランクトン大増殖が生じると速やかに栄養塩濃度が減少し, 4月以降に融雪出水により再び上昇する傾向がみられたが, 計算ではその再現性に問題があった. そこでプランクトン成長式を見直し, 水温7℃ 以下で成長量が大きくなるような式を組み込んで再計算したところ, これらの変動傾向の再現性が大きく向上した.
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© 社団法人 土木学会
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