情報システム学会 全国大会論文集
Online ISSN : 2433-9318
第13回全国大会・研究発表大会論文集
セッションID: S2-B.1
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S2-B.新しい情報システム・アプローチ/社会システム
存在従属クラス図に基づく正規化オブジェクト指向設計手法
*金田 重郎劉 湘涛森本 悠介井田 明男
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抄録

関係モデルではテーブルの正規性を重要視する.一方,クラス図では正規性は重要視されない.アプリケーショ ン(以下「AP」と記す)の実装時には,クラスを非正規化し,他インスタンスの属性値を,当該インスタンスの 属性値としてコピーする事が行われている(コピーして持ってきた属性値を以下「View 的属性値」と呼ぶ).こ の非正規性は,AP の内部構造・処理を複雑にして,工数を増大させる.この問題を解決するため,本稿では,プ ライマリーキーに非推移的関数従属する属性のみをクラスの属性とするオブジェクト指向分析・設計手法を提案 する.View 的属性値は,多重度1 の関連を辿り,他インスタンスから取得する.但し,View 的属性値をアクセ スするのは,インスタンスの状態が時間的に変化した後である.そこで,インスタンスの履歴はすべて記録する. あるインスタンスのView 的属性値が必要な場合は,タイミングを考慮して,当該インスタンスから多重度1 の関 連を辿って属性値を取り出せば良い.

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© 2017 一般社団法人 情報システム学会
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