抄録
既存のWeb サービスには個人向けや大規模組織向けのものが多く,また,NPO 等市民グループを対象としてWeb
の利用を促進する試みも少ない.そこで本研究では,市民グループを対象として,彼らがWeb 上で容易に情報共有・
情報発信することのできるコミュニティサイト「e-市民ひろば」を提案し,地域コミュニティ14 団体による三ヶ月
程度の利用実験から,その有効性を検証する.実験に参加した地域コミュニティにはWeb サービスの利用経験者が
少なく,PC スキルも比較的低かったにもかかわらず,ほぼすべての団体が利用できたこと,半数以上の団体が定期
的に記事をアップしており,利用状況や実験後の利用意向などから、その有効性を明らかにした.