抄録
情報システムをビジネスの属性として位置付けて一つの定式化を提示する。その構成は運用・管理・調整・変革という観点を軸とし、その各々を関与者(party誰が)・対象(object何を)・プロセス(Processどのように)・事象(eventいつ・どのような状況で)で表現することとする。その定式化を基に、情報システムを取り巻くいくつかの状況の解釈を行う。その中で、特に調整観点での人間要素に注目し、いくつかの検討を行う。情報システムをビジネスの属性として位置付ける場合と、情報システムがビジネスそのものである場合の比較を行い、科学としてのシステムサイエンスの特性について論じる。