抄録
車が使いにくいために、身体障がい者の運転免許保有率は低い。これを改善するために、手指に障がいがある人向けに、使用者の音声によって起動し、顔の動きによって簡単にウインカーを出すことのできるシステムを開発した。
車内にカメラとマイクを設置し、常に運転者の声と映像を得られるようにしておく。「ウインカー」という単語をJuliusを用いて抽出した時、その時点の運転者の映像からOpenCVのOptical Flowを用いて、運転者の顔の動きを認識する。顔の動いた向きによってウインカーを左右それぞれに動かす。
本論文では、音声によってシステムを起動し、顔方向を認識する手法を確立した。このシステムによって、手指の障がいに関係なく、ウインカーを任意の向きに、直感的な操作で出すことが可能になる。