抄録
現在,日本では少子高齢化が進み,生産年齢人口の減少による労働力不足が懸念されている.生産年齢人口は戦後増加の一途をたどり,1995年には8,726万人に達したが,2015年には7,728万人に減少しており,2065年には4,529万人まで減少し,日本の全人口の51.4%になると予測されている(1).このような,生産年齢人口の減少による労働力不足を,ロボットによる工場等の自動化で補う動きがある.そこで,本論文ではロボットを用いたピッキング作業の自動化を行うための対象物体の検出・認識,物体領域の抽出法の開発を行う.