抄録
カーボンニュートラル実現に向けて,太陽光発電の大規模な導入が進むと思われる。太陽光発電の出力は,季節,時間,天候に左右される。その出力変動の調整は火力発電が担う事になるが,予測が難しい出力変動への対応には,常に無負荷状態で待機する必要がある。しかし,無負荷運転時でも定格の20%程度の燃料投入が必要な ため,その経済的な面,或いは二酸化炭素抑制の観点から好ましくない。ガスタービンであれば,コールドスタ ートから定格に到達するまで1時間程度掛かるため,1時間先程度の再生可能エネルギーの出力変動が予測できれば,待機運転を大幅に削減できる可能性がある。