抄録
近年,日本における労働者の高年齢化に伴い,特に建設現場などにおける高年齢労働者の安全管理を行うことが求められている.労働者の行動や身体状態を収集し,分析する安全管理システムは,作業の効率化および安全性向上を図り,安全かつ安心な労働環境の構築に寄与すると考える.しかしながら,作業環境の状況やカメラの撮影角度によって,体の部位が物体に遮蔽され,身体情報の検出および骨格データの推定が必ずしも良好に行われない場合があるため,動作認識精度にばらつきが発生するという課題が挙げられる.
そこで本稿では,動作認識手法の汎用性を向上させるために,動作認識手法および動き生成技術を用いた骨格データ補間手法を提案し,検討を行った.