抄録
この論文は大量にある実際の人工衛星取得データから異常値を検出し,より迅速にデータ分析を行う手法に関するものである.その実現のため,2ステップに分けて異常検出を行った.第一にCDFやHDFを始めとした様々なファイル形式で利用されているデータの保存形式,配列を変更し統一した.これによりデータごとにプログラム内部を変更すること無く動作させることに成功し,汎用性を実現した.第二にTadGANにより取得データの教師なし学習を行い,データを新しく生成し比較することで異常スコアを算出した.そして,算出したスコアと元のデータを比較することで大量のデータの中からどの部分に着目すべきかを明確にし,データ分析の効率化を実現した.