地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
混成式防波堤の地震時変状に関する基礎的実験
北 勝利金 夏永関口 秀雄
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1999 年 25 巻 p. 1001-1004

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抄録
本報告では、小型模型震動台実験を通して、混成式防波堤の地震時沈下に及ぼす基礎地盤の変形性状や、基礎地盤-マウンド間の物質収支の影響について検討を加えている。その結果、以下の知見を得た:(1) 防波堤本体の沈下は、直下地盤の過剰間隙水圧の急激な変動とともに進行し、加振終了とともに収束する。(2) マウンド直下浅部地盤においては残留間隙水圧が比較的小さな時点より変相が生じている。(3) 上記より防波堤沈下の主たるメカニズムとして基礎地盤の「揺れ込みせん断変形」が挙げられる。(4) 地盤材とマウンド材の粒径コントラストが大きい場合、振動載荷によりマウンド材が地盤中に埋没する「物質移動」が生じた。本実験結果によると、「物質移動」による沈下寄与分は防波堤天端沈下量に対し数10%に及んだ。
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© 社団法人 土木学会
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