地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
フーチングに接合された場所打コンクリート杭のAEによる損傷調査
塩谷 智基三輪 滋市村 靖光長谷川 昌弘
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1999 年 25 巻 p. 577-580

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抄録
損傷した杭に何らかの荷重変動や外力増加が見込まれる場合, 既存のクラックより二次的なアコースティック・エミッション (AE) 放射が期待できる. コンクリート杭の損傷位置より放射されるAEを検出・評価することで, コンクリート杭の損傷が調査可能となる. 本報告では, AE法をフーチングに接合された場所打コンクリート杭の損傷調査に適用し, フーチングへの重機による荷重変動にともなうAEを計測し, 損傷位置をAE位置標定により推定した. AEにより推定された損傷位置の妥当性は, ボアホールカメラやコア観察結果, ならびに杭体速度検層結果により検討した. その結果, 重機による荷重変動により, 損傷位置からのAE励起が可能であること, ボアホールカメラでは観察できないフーチング内に位置するAE推定損傷位置にコアの破断や, 低速度層が存在することが明らかとなった.
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© 社団法人 土木学会
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